2014年12月29日月曜日

王室の役人の息子のいやし5

主のことばの真実

彼がカペナウムに戻っていくために
家路を急いでいると、
向こうから
彼の家のしもべが
やってくるではありませんか。

しもべたちは主人を見つけると、
息せき切って言いました。

「あなたの息子さんは
いやされました。
完全に直られたのですよ。」

父親は大喜びしながら聞きました。

「息子はいつ直ったのだ。
その時刻は。」

「きのうの7時です。」

その答えを聞いたとき、
彼は驚きを隠せませんでした。

それはまさにイエス様が、

「あなたの息子は直っている」

と言われた時刻だったからです。

主の力ある命のことばが語られた時
同じ時刻に息子は直っていたのです。

主は生きておられます。

主は愛を持って
私たちの願いと叫びに
答えてくださいます。

父親は喜びにあふれて
大急ぎで家に帰りました。

そして、
このことを家族のみんなに
話したのです。

彼はもちろん、
いやされた息子もお母さんも
兄弟たちも家族のものはみんな
彼とともに
イエス様を信じたのです。

これが
イエスのもとに来た王室の役人に
与えられた勝利でした。

死にかけた息子を抱えた父親に
与えられたすばらしい報いでした。

この息子の病気は、
この家族にとって、
そして王室の役人にとって、
とっても悲惨な悲しむべき
ことでした。

彼らには、
もう希望はなかったのです。

それどころか絶望感と無力感しか
残っていませんでした。


しかし、
主イエスのことを聞いたとき、
この父親に信仰が与えられ、
家族に希望が与えられ、
彼らが
イエス様のところに来たときに、
このもっとも悲しむべき悲劇が、
この家族にとって
もっとも喜ぶべき祝福の始まりに
変わったのです。

死にかけた息子も王室の役人も、
そして家族までが
永遠の命を受けたのです。

もっとも大切なものを
この病気を通して与えられたのです。

この試練を通して
家族全員が、
イエス様を
信じることができたのです。

これが何よりもすばらしい
彼らへの祝福でした。

これが主です。

私たちの信じている
イエス・キリストです。

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