2014年12月27日土曜日

王室の役人の息子のいやし3

主のチャレンジ

王室の役人は
カナにたどり着くと
すぐにイエス様のところに行き、
下ってきて
息子をいやしてくださるようにと
懇願しました。

イエス様ならば、すぐに
「わかりました。行きましょう。」
と言ってくださると
彼は期待していました。

ところが主は言われたのです。

「あなたがたは
しるしと不思議を見ないかぎり、
決して信じない。」

まるで突き放すかのような
ことばですね。

でも、
これは突き放しているのではなく、
あなたは、
私がしるしと不思議を行うから
信じてるのか。

私が何かをするから
信じているのか。

もちろん、私は何かをする、
奇跡もいやしも私は喜んでなそう。
しかし、
何かをするから信じるのではなく、
私自身を信じなさい。
私を信じる者になりなさい。と、
イエス様は
言いたかったのではないしょうか。

例えばこういうことです。

あなたが
もしリストラで職を失ったとき、
あなたの愛する奥さんが、
あなたに
お金をもうけてこないなら、
あなたなんかいてもしかたないわ。
粗大ゴミよ。
と言ったらどうでしょう。

これはあなたでなく、
あなたが儲けてくる
お金が大事だった
ということですね。

ところが、
お金なんか仕事なんか二の次よ。

とにかく、
あなたが元気でいてくれるだけで
嬉しいと言われたら、
これは本当の愛ですね。

イエス様も私たちと、
このような本当の愛の関係で
かかわりたいと
願っておられるのです。

何かをしてもらえるからとか、
得になるからというだけでなく、
イエス様ご自身を
愛し信じるものになってほしい
と言われたかったのでしょう。

とは言っても、
イエス様は、
この王室の役人の死にかけている
息子を直してあげることは、
もちろん
喜んでしてくださる方でした。

でもそれだけでなく、
この王室の役人に
もっと深く、
もっと強く
主を愛し信じる信仰を
与えたかったのです。

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