2014年12月10日水曜日

生まれつきの盲人3

従順がもたらす祝福

 

生まれつきの盲人は、

イエス様から泥を目に塗られて

「行って、シロアムの池で洗いなさい」と言われて、

すぐに従いました。

 

彼は行って、洗ったのです。

すると、どうでしょう。

彼の目は見えるようになったのです。

 

彼はシロアムまでの道を、

今までも、きっと行ったことがあったでしょう。

けれどもこの日、目に泥をつけながら、

少し興奮気味にシロアムに向かっていく彼を、

人々はどんな目で見ていたことでしょう。

中には笑う人も、馬鹿にする人もいたかもしれません。

でも彼は行くことを止めませんでした。

 

彼があまりに急いで行くので、

途中でぶつかってしまう人がいたかもしれません。

でも彼はそんなことぐらいでくじけませんでした。

 

彼は生まれてはじめて聞いたことばによって、

今や信仰の人とされていたのです。

 

シロアムに向かって行ったのです。

 

でも注意してみて下さい。

シロアムで洗えば目は見えるようになるとも、

目が良くなるとも言ってはいないのです。

 

ただ、シロアムの池に行って洗いなさい。

と言われただけでした。

 

しかし、この盲人は信じたのです。

 

そしてイエス様のことばにただ従ったのです。

 

その時奇跡が起こったのです。

 

彼がイエス様のことばの通りに従ってシロアムの池に行って、

洗ったときに主の奇跡は起こりました。

 

この盲人は生まれて初めて見えるようになりました。

 

世界には色があってカラーだと知ったのです。

 

彼の人生に運命とあきらめていたことが、

今、神の奇跡の手によって可能となったのです。

 

笑われながら、馬鹿にされながら、

人とぶつかり倒れながら通ってきた道を、

今度は踊るようにして、彼は歩いていったのでしょう。

いや走っていたかもしれません。

それとも、見える世界に驚きながら、

何度も何度も立ち止まっては進んでいったでしょうか。

嬉しくて嬉しくて仕方なかったでしょう。

見えるものすべてが新しく、

心がは、ちきれるぐらい感動でいっぱいだったでしょう。

 

そしてイエス様への、

ことばに出来ないほどの感謝と賛美が

彼の内側からあふれていたことでしょう。

 

これが私たちの主、イエス様です。

 

これが聖書に書かれているイエス様の姿です。

 

イエス様は、

この生まれつきの盲人に目を留めてことばを与え、

従った盲人の目を開けられたように、

私たちにも目を留めてことばを与え、

すばらしい奇跡といやしをなして下さるのです。

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