2014年12月23日火曜日

十字架の生涯 イエス・キリスト 第12回 カナでの結婚式1

カナの結婚式

 

イエス様が、宣教の働きに立たれたのは30歳でした。

 

それまではガリラヤのナザレの町で、

両親に仕え、

また成人してからは、

父の仕事を引き継いで一人の大工として、

人々に仕えられていたのです。

 

イエス様は神の子であられました。

にもかかわらず、神の時が来るまでは、

一人の息子として、大工として、

罪人に過ぎない人たちに、

ごくごく普通の日常生活の中で仕えられたのです。

 

私たちは、ともすれば、

すぐに主のために目立つ何かの働きをしたがります。

 

けれども罪のなかった神の子であられたイエス様が、

主の時が来るまで待たれたことを覚えましょう。 

 

私たちが過ごす、ごくごく普通の日常生活の中に、

大切な働きのための備えがあるからです。

そこで、

主は私たちを、

主の大いなる働きのために整えて備えてくださるのです。 

 

30歳になったとき、イエス様に主の時が来ました。

 

イエス様は、心から愛する両親も、

忠実に成してきた仕事も置いて、

家を出られたのです。

 

公生涯と言われる宣教の働きに立たれるためでした。

 

イエス様が、

宣教の働きに立たれた公生涯の歩みの中で

最初にされた奇跡は結婚式でのことでした。

 

時々、イエス様という方を何かとても暗くて、

堅い難しい人物のようの思っている方がいらっしゃいますが、

とんでもありません。

 

イエス様は結婚式に列席し、

二人を心から祝福して、

そして奇跡をなさいました。

もちろん喜びながら、

その結婚式に列席されていたことでしょう。

 

そして、そこで栄光を現されたのです。 

 

今回は、その時のことを書きたいと思います。 

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