2014年10月21日火曜日

不妊の胎が開かれて3

あなたの願いは聞かれたのです。


ある日くじを引いたところ、ザカリヤが主の神殿に入って香をたくことになりました。


これは偶然ではありません。

神さまの時が来て、彼は主のもとに呼ばれたのです。


彼が香をたいている間、大勢の人々は外で祈っていました。


その時です。


突然、主の使いが、彼の前に現れたのです。

ザカリヤは不安と恐れに襲われてしまいました。


御使いは、講壇の右に立って言いました。


「こわがることはない。ザカリヤ。

あなたの願いが聞かれたのです。

あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。

名をヨハネとつけなさい。」


さらに御使いは、この子が、どのような使命があるかも語りました。


ところが、ザカリヤは信じることができなかったのです。

あんなに願い続けていたことが、ついに神さまに答えられたというのに、

彼はそのことばを信じることができませんでした。


「いまさらもう無理だ。

こんなに年をとってしまっている。

妻にしても同じことだ。

あんなに年老いてしまっている。

せめてあと数年早くそうおっしゃってくださればよかったのに」


私はクリスチャンになって間もないころ、

この言葉を読んだとき、なんとザカリヤは不信仰なんだと思いました。


でも、いまはそう思いません。


あまりにも長すぎたのです。

彼も妻もずーっと待ち続けたのです。

あまりにも長く待ち続けていたのです。


信じていなかったわけではありません。

でも、あまりに長すぎたので、もう信じれなくなったのです。


もしかしたら、あなたも、そんなところに今いませんか。


もしそうなら、あきらめないでください。


不信仰だったザカリヤにも、主は約束どおりに男の子を与えてくださいました。


主は真実なお方。

憐れみと恵みに満ちておられる方です。


主はあなたに言われます。

「あなたの願いが聞かれたのです」と。

0 件のコメント:

コメントを投稿