2015年1月6日火曜日

ナルドの香油2

らい病人の家にこられた主

当時らい病人は、
人々と共に住むことは
出来ませんでした。

それどころか、
家族からさえも隔離されて
「らいの谷」というところに
居なければならなかったのです。

なぜなら、
らい病というのは、
単なる病気というのではなく、
汚れた病気というふうに
考えられていました。

すなわち、
宗教的にも汚れており、
神に呪われていると
考えられていたのです。

それなのに、
このシモンさんは
ベタニヤの町に住んでいることが
できたのです。

おそらく、
もう、らいが
完全に直っていたのでしょう。

とはいえ、
かつてらいであったというだけでも
人々は避けるはずですが、
イエス様は避けるどころか、
そのらいだったシモンの家に
来られたのです。

人々が、
神に呪われていると思われていると
考えられている人のところへ、
イエス様は来たのです。

そして共に食卓につかれました。

その人の生活のただ中に
来てくださったのです。

そこには
死の床から
イエス様によって
よみがえらされ
復活の奇跡に預かったラザロも
その姉妹のマリヤとマルタたちも
いました。

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