2015年1月13日火曜日

ナルドの香油7

この時にすべきこと

最後に、
イエス様は
決して貧しい人々への施しを
否定されたのではありませんでした。

むしろイエス様は、
いつも貧しい人々のあいだを歩かれ
生活を共にされたのです。

しかしこの時は、
まさにイエス様が
十字架にかかられる
直前に来ていました。

貧しい人々には、
本当に施しをしたいと思うなら、
いつでも出来ます。

しかしイエス様は、
このとき、
死を目前にしておられました。

イエス様に対して
愛と献身を示すには、
このときをおいて
他にないという時が
確かにあるのです。

この女の人は、
その時と機会を
直感的に知っていました。

その時を見抜き、
その機会をとらえたのです。

なぜ彼女には、
それが出来たのでしょう。

この女の人が、
主を真に愛していたからでした。

人からみたら
「むだ」と思えるようなことも
イエス様に対しては
惜しみなくすることが出来る愛が
あふれていたのです。

人にはむだなこと、
大きな犠牲と思えることも、
この人にとっては
価値のあることだったのです。

決して犠牲とは
思わなかったのでしょう。

私たちも
主に対して愛と献身を示すとき
というのがあります。

この世の価値観や
人間的な判断によって
主の時を見失わないようにしましょう。

貧しい人はいつもいます。

しかし、
この時でなければならない
主の時というのが確かにあるのです。

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