2014年6月14日土曜日

最高から最悪へ、でもその時が宝

旧約聖書にモーセという人がいます。
イスラエルの最も偉大な、そして謙遜な指導者です。
彼は40歳までエジプトで王子様として最高の学問と、帝王学を学びます。
しかし、40歳になったとき、自分がユダヤ人であることに目覚め、同胞を救うためにエジプト人を殺してしまい、
その結果、同胞にまで告げ口をされてエジプトから逃げ、荒野で羊飼いになりました。

当時エジプト人にとっては、羊飼いはもっとも下賎な仕事でした。
ユダヤ人にとっては違いますが・・・
モーセは最高から最悪に落とされたのです。
そして40年、80歳まで荒野で羊飼いとして過ごします。

おそらく彼は自分の人生は、もう終わったと諦めたと思います。

ところが、80歳になったとき神から呼び出され、イスラエルの民をエジプトから脱出させるために指導者として
男だけで60万人、女や子どもを入れれば少なくとも200万人を導く指導者として荒野を40年導くのです。

モーセの本番は、神の使命は、最後の40年、80歳からだったのです。

あなたにとっても、モーセの40歳の時みたいな時があります。
そんな時、投げやりにならず、そのときを大切にして下さい。
その時間は何一つ無駄には、決してならないのです。
新しい人生の扉が開くために、神さまが下さった少し遠回りに見える時間が、実は必要な時なのかもしれません。

あなたのために、きっと神さまの用意している舞台がある。
だから、神さまのみ言葉=聖書に目を向けて、心の目を開いて読んでみて下さい。
ヒントと導きが必ず与えられますから。

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